彼女達は人身売買被害者であるにもかかわらず、パスポートも持たずに不法入国して、違法とされている業種ないしは職種に就いた、という理由で容赦なく逮捕、強制送還されます。

 タイの刑法では、国民IDカードが交付されて法律上成人になる満15歳に満たない学生でも、刑事罰を問えることになっています。専門用語で「刑事未成年」といいますが、その最低年齢は6歳。日本の少年法にあたる法制度が不十分なため、一切容赦なしとならざるを得なくなったのです。