それから10年を経て、1967年、32歳になったサマック氏は、タイ語高級紙「シャムラット」で政治評論家としてデビューします。

 その弁舌を売りにして軍事独裁体制を構築した当時のタノム首相に対抗、またたく間に庶民レベルからの支持を獲得していきます。
 1969年、サマック氏は野党第1党だった民主党に入党し政界入り。在バンコクイスラエル大使館報道官を務めた後、1973年、「10.14暴動」でタノム政権が崩壊した直後の下院総選挙に民主党公認で立候補して初当選。以後、連続10回の当選を果たします。